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よじまる 本、本屋のこと又はいろいろ思う事
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 さぼりまくってとうとう今年も最後に。ここ2ヶ月くらいで急に読みたくなった本が石森章太郎「さんだらぼっち」である。なぜかよくわからないが正月を控え石森が描く正月風景が見たくなりオークションで買った。この名著は既に本屋では手に入らないのが不思議。

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 ご無沙汰です。なかなかここに来れずにいましたが・・・と言い訳して。のら猫と老主人の物語 内田百閒の「ノラや」を読みました。いつの間にか居ついたのら猫がその家の老主人に無くてはならない存在になる。しかし、大雨の日に失踪して戻らない。猫探しに新聞、ラジオなどを使い必死に探すが何年経っても戻らない。頑固一徹の小説家の百閒をして「ノラやノラや」と言わせしめたのら猫。読んでいて生き物は飼うと必ずこういう出来事が待ち受けるとつくづく思い知らされる。猫を飼いたいと最近思っていたが躊躇せざるを得ない。

noraya
中公文庫 ノラや
 随分ご無沙汰というところですか。
昨年よりいろいろありまして、風邪が治らなかった事、ぎっくり腰を患った事・・・とサボる理由は山ほど(笑)最近は本よりカメラにこだわってしまってます。ネコに憑かれてしまいネコを撮ってるしだいです。そしてまた岩合さんのいい本が出て買ってしまった。ネコを撮るならネコに合わせる・・・確かにそれはそうだが。早起きは苦手だし、近所をそんな早くからうろうろも怪しいしと思い悩むのです。更に俄かカメラマンなのでカメラもレンズも解らないので勉強中といったところです。中でもネコとの出会いが一番大変。おやじの家に行く途中、帰りに出会いを求めてキョロキョロ。やはり怪しいオジサンだ。

neko
ネコを撮る(朝日新書)
 2日連続である。珍しいので雨が降るか、寒くなるかだ。
最近、浅田次郎の地下鉄(メトロ)に乗ってが評判である。駅に降りていくとそこは昭和30年代の町で、それを背景にして物語の人間模様が描かれて行く。私が思い出した本は谷口ジローの”遥かな町へ”である。ここにも30年代が描かれている。しかし、私はノスタルジックなものというよりは別な視点でこのマンガが好きである。それは若い頃の母親に会うという事である。私は何を隠そう若い母に逢いたい、話がしたい。
 認知症を患う母、昨日は糖尿病も発覚してしまう事態に私は逃げ出したいという気持ちになった。それとは逆に記憶を辿り、若い頃の母は何を考えて生きていたのか知りたいと思った。できれば今の自分のままで接してみたい気がした。この作品の中で14歳にタイムスリップした主人公が始めて母親に逢ったときに流した涙が私の心に残っている。認知症の為、会話があまり成り立たないが辿って行きたい過去がある。そして現在を生きて欲しいと切実に思った。

jiro

遥かな町へ(上下巻)小学館
 何か久しぶりに書く。
ここ数ヶ月だが回顧趣味に陥っている。歳だなと思う反面いまいろいろやらなければ行けないという脅迫感とが交錯する。
今回は小学校の頃最も怖かったものである。昭和36年というからやはり小学生なのだが1年の時とは思わなかった。やたら怖いイメージだけで内容は全く記憶なし。ただ、机の下からミイラが出てきたりするシーンなどチラホラとしか覚えてなかった。恐らく子供ながら幸せな家庭に当然出現するミイラに恐怖を覚えたことは確かだ。それは日常に対する非日常を初めて経験するかのようであった。とても怖い音楽、聴きなれない感じはいつでも頭の中にあった。
 過日、オークションにて手に入れた。日本初のホラーであるという解説もあったが作品の評価は別の次元であり、なつかしさのみは伝わった。

ミイラ
■■■恐怖のミイラ(1961年テレビ作品)■■■
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