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よじまる 本、本屋のこと又はいろいろ思う事
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 さぼりまくってとうとう今年も最後に。ここ2ヶ月くらいで急に読みたくなった本が石森章太郎「さんだらぼっち」である。なぜかよくわからないが正月を控え石森が描く正月風景が見たくなりオークションで買った。この名著は既に本屋では手に入らないのが不思議。

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 ご無沙汰です。なかなかここに来れずにいましたが・・・と言い訳して。のら猫と老主人の物語 内田百閒の「ノラや」を読みました。いつの間にか居ついたのら猫がその家の老主人に無くてはならない存在になる。しかし、大雨の日に失踪して戻らない。猫探しに新聞、ラジオなどを使い必死に探すが何年経っても戻らない。頑固一徹の小説家の百閒をして「ノラやノラや」と言わせしめたのら猫。読んでいて生き物は飼うと必ずこういう出来事が待ち受けるとつくづく思い知らされる。猫を飼いたいと最近思っていたが躊躇せざるを得ない。

noraya
中公文庫 ノラや
 いつの頃だったろうか、恐らく中学生だったろうと思う。
近所の古本屋でこの本を見つけて買った。その頃から私の積読が始まったのだが・・・「おバカさん」は読んだ本の1冊である。ここで内容の紹介をしたり、文芸批評まがいの事を書くつもりはない。ましてやキリスト教のことなど論じない。そんな事より私の淡い青春の本の1冊なのである。
庄司薫の「赤頭巾ちゃん気をつけて」と同時期に読んだのを覚えている。
赤頭巾の方が印象は強かったが、おバカは恋心みたいなものに非常に共感してしまいその点で思い出深い作品である。それにこの作品の中に引用された梅一厘 一厘ほどの 暖かさという俳句も私の中で何故か忘れられないものになっている。残念ながら今は単行本、文庫本ともに手に入らないようだが。

おバカさん おバカさん 遠藤周作 
熱は冷めたがハリーポッター最新刊が本屋を圧巻した。そんな少し前にこの本は店にやって来た。この本の前作が出たときもやはりハリーポッター四作目が話題をさらっていた。ハリポタと言えばふくろう。ちょっと強引ですが(笑)。前作を注文する時にふくろうの写真集なら売れるだろうと話した記憶がある。そして今度も愛知県の県鳥はコノハズクなのでふくろうも売れるでしょうと青菁社の蔭山さんにいい加減なことを言っていた。しかし、前作以上にこちらは売れた。愛らしい顔が、ふさふさした毛が女性に受けたのだろうか。後で気が付いたのだが、それも解説を読んでからだが・・・「フクロウは夜行性で、本来の生活は夜が中心ですが、営巣時期と子育ての季節は日中も行動する事が多いようです。」そうだったのか、道理ではっきりした色でふくろうが撮影されている訳だ。疑問を持たずに数年いたのが不思議であった。
 鳥の写真集はあまり売れた例がない気がする。小犬、子猫は可愛い。小鳥はどうなのだろう。一般受けはしないようだがふくろうは売れたし、可愛いという声も聞いた。そうか毛のふさふさした感じの動物はぬいぐるみ感覚で受け入れられるのだろう。では元祖羊はどうか?一冊まるまる羊の写真集は見たことはないが・・・写真より毛布か(笑)
fukurou 愛しきものエゾフクロウ 青菁社
 最近は路地で遊ぶ猫をあまり見かけない。私の住むところも例外ではなく見かけない。ノラ猫はどこかへ集団疎開でもしたの?家ネコは外出禁止?
 私は動物が好きで猫と犬は大好きである。犬は好きだが面白さに欠けるのだ、というか真面目な動物であるように思う。あくまで個人的なので悪しからず。それに引き換えネコはどうだろう、実に不真面目なのだ。真面目なネコを見たことがない。そのしぐさは人を舐めているとしか言いようがない、そこがネコたる所以かも知れない。ねこを見ているとホッとするのは私だけだろうか。小さい頃、散々ネコに悪い事をした。だから引掻き傷、噛まれ傷はあたり前で、おしっこもかけられたほどだ。少し前も近所で見かける少ないの猫でよく慣れたのに悪さして噛まれた。あまりひどく噛まれたのでばちがあたり彼女が来ると恐怖心が沸いた。でももう彼女はいない。どこへ行ったのか、突然の別れがネコには多い。またひょっこり現れスリよって来る気がして休みの日は路地を見ている。ネコとのいい出会いがあるように。
neko きょうも、いいネコに出会えた(新潮文庫)
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