忍者ブログ
よじまる 本、本屋のこと又はいろいろ思う事
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新トラックバック
プロフィール
HN:
よじまる
性別:
男性
バーコード
ブログ内検索
最古記事
[1]  [2]  [3]  [4
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 いつの頃だったろうか、恐らく中学生だったろうと思う。
近所の古本屋でこの本を見つけて買った。その頃から私の積読が始まったのだが・・・「おバカさん」は読んだ本の1冊である。ここで内容の紹介をしたり、文芸批評まがいの事を書くつもりはない。ましてやキリスト教のことなど論じない。そんな事より私の淡い青春の本の1冊なのである。
庄司薫の「赤頭巾ちゃん気をつけて」と同時期に読んだのを覚えている。
赤頭巾の方が印象は強かったが、おバカは恋心みたいなものに非常に共感してしまいその点で思い出深い作品である。それにこの作品の中に引用された梅一厘 一厘ほどの 暖かさという俳句も私の中で何故か忘れられないものになっている。残念ながら今は単行本、文庫本ともに手に入らないようだが。

おバカさん おバカさん 遠藤周作 
PR
 最近、カード付きのコミックが新刊で出た。遊戯王Rという集英社の本だ。我家に同じものが4冊あった。子供2人なので2冊ずつらしい。カード目当てに購入。雑誌の付録がとうとう書籍にまで来ているという流れは承知している。どうやら本も段々読むためだけのものでなくなってきた、と言うことだろうか。以前、ビックリマンというお菓子にシールが入っていて大人も子供も食べないのに買いあさった時代があった。同じ現象なのだろう。時代はもったいないという言葉がもてはやされると同時に死語に近づく時を迎えている。商業主義が批判されつつも姑息生き延びて行く。カード付きのコミックの出版を止めろ!と思いつつ、片方で販売する。それの最前線で働く私も狭間で揺れる。
付録は付録程度にしようよ。同じ本を何冊も買わねばならない販促は反則でしかない事を認識しなくてはいけない。たかがカードされどカード

路地猫
路地猫
 ここ2ヶ月くらい全く書く気が起こらない。今も本については書けない。気が乗らないである。仕事について書いてみようとやって来た。
 私は店長をずっとやっているし、それ以外はあまりやってない。だから所謂中間管理職者なのだ。本当は棚担当でやりたかったが本屋はそれだけでOKですよ、なんていってくれる所は皆無。店長がすべてやることになる。超大型でない限り分業はあまりない、と言うかある程度の熟練で歳が行けば必ず管理もさせられるのだ。しかも一番厄介なのは人事管理なのだ。人の管理ほど厭なもはない、そして結果がうまく行かない事の多い事。もううんざりの世界・・・出来ればもの言わない本だけを見ていたいといつも思う。しかし、人が育たねば企業は生きられない 企業は人なりという言葉もあるほど人材は大切なのである。一方大切な人材だがその対応が悪いと良い人材は集まらないし、逃げていってしまう。価値観は個々により違う、お金、環境など様々。だから一管理者の手に負えないものばかりである。私の今の年齢になるとやはり人を育てるをはじめとする人事の仕事に対する情熱はやや冷め気味なのである。管理の冷えを暖める電子レンジをくれ!
  路地猫
熱は冷めたがハリーポッター最新刊が本屋を圧巻した。そんな少し前にこの本は店にやって来た。この本の前作が出たときもやはりハリーポッター四作目が話題をさらっていた。ハリポタと言えばふくろう。ちょっと強引ですが(笑)。前作を注文する時にふくろうの写真集なら売れるだろうと話した記憶がある。そして今度も愛知県の県鳥はコノハズクなのでふくろうも売れるでしょうと青菁社の蔭山さんにいい加減なことを言っていた。しかし、前作以上にこちらは売れた。愛らしい顔が、ふさふさした毛が女性に受けたのだろうか。後で気が付いたのだが、それも解説を読んでからだが・・・「フクロウは夜行性で、本来の生活は夜が中心ですが、営巣時期と子育ての季節は日中も行動する事が多いようです。」そうだったのか、道理ではっきりした色でふくろうが撮影されている訳だ。疑問を持たずに数年いたのが不思議であった。
 鳥の写真集はあまり売れた例がない気がする。小犬、子猫は可愛い。小鳥はどうなのだろう。一般受けはしないようだがふくろうは売れたし、可愛いという声も聞いた。そうか毛のふさふさした感じの動物はぬいぐるみ感覚で受け入れられるのだろう。では元祖羊はどうか?一冊まるまる羊の写真集は見たことはないが・・・写真より毛布か(笑)
fukurou 愛しきものエゾフクロウ 青菁社
 最近は路地で遊ぶ猫をあまり見かけない。私の住むところも例外ではなく見かけない。ノラ猫はどこかへ集団疎開でもしたの?家ネコは外出禁止?
 私は動物が好きで猫と犬は大好きである。犬は好きだが面白さに欠けるのだ、というか真面目な動物であるように思う。あくまで個人的なので悪しからず。それに引き換えネコはどうだろう、実に不真面目なのだ。真面目なネコを見たことがない。そのしぐさは人を舐めているとしか言いようがない、そこがネコたる所以かも知れない。ねこを見ているとホッとするのは私だけだろうか。小さい頃、散々ネコに悪い事をした。だから引掻き傷、噛まれ傷はあたり前で、おしっこもかけられたほどだ。少し前も近所で見かける少ないの猫でよく慣れたのに悪さして噛まれた。あまりひどく噛まれたのでばちがあたり彼女が来ると恐怖心が沸いた。でももう彼女はいない。どこへ行ったのか、突然の別れがネコには多い。またひょっこり現れスリよって来る気がして休みの日は路地を見ている。ネコとのいい出会いがあるように。
neko きょうも、いいネコに出会えた(新潮文庫)
忍者ブログ [PR]